令和元年度オーストラリア短期語学研修 2019.8.16~8.29
夏休み中に行われたオーストラリア短期語学研修の現地レポートです♪
オーストラリア短期語学研修(10) 2019.8.29
いよいよ帰国の途となりました。
この2週間、Moama Anglican Grammar Schoolの皆さんには大変お世話になりました。校長先生、副校長先生、コーディネーターのAlex先生をはじめMAGSの皆さんのご協力が無ければこのプログラムは成功し得ませんでした
またホストファミリーの方のご支援や、生徒の皆さんの優しく温かな心に、心より感謝申し上げます。
私たちはこの経験を大きな糧として、より一層海外の文化、歴史に目を向け、語学力の向上のために研鑽を続けながら、国際人たる自覚を陶冶していきたいと思っています。
オーストラリア短期語学研修(9) 2019.8.28
いよいよプログラムも終わり、朝の陽射しが眩しいMAGSでホストファミリーや先生たちと最後の言葉を交わした後、我々はメルボルンに向かいました。
ホストファミリーと涙ながらに抱き合う姿は、言葉や文化を超えた、本物の人間関係が築かれていたことを象徴しているようでした。
約3時間のドライブの後、世界一住みやすい街の1位にも度々選ばれているメルボルン市の巡検を行いました。メルボルンはビクトリア州の州都であり、シドニーに次いで、400万人以上を抱える大都市です。
そこでは南半球最大で美しいリヴァイヴァルゴシック様式のセントパトリック大聖堂をはじめ、ゴールドラッシュ時に現れた悪名高きヒーロー、ネッドケリーも収監された旧メルボルン監獄などを見学しました。
高層ビルと昔ながらの建物との共存はメルボルンならではの景色のようです。
明日はいよいよ、日本に向けて飛び立ちます。
オーストラリア短期語学研修(8) 2019.8.27
今日はいよいよ学校での最後のプログラムとなりました。
Alex先生の授業では今までのまとめとなるテストを行い、各々授業の振り返りを行いました。もちろん、辞書もノートも使ってはいけません。ですが上手く答えられなかったしても、Alex先生はそれを咎めることはしません。自分なりに、自分の言葉で、自らの考えを表現しようとするその姿勢を、先生は大いに評価して下さいました。
お昼休みには、校長先生、教頭先生が教室に来て下さり、1人1人に記念品とご挨拶を頂きました。
それぞれが課題を設定し、日々それに向き合ってきたこのMAGSでの経験は、日本に帰ってからの生活に活かされることでしょう
オーストラリア短期語学研修(7) 2019.8.26
今日を入れて、語学研修も残すところあと2日となりました。
今日はAlex先生から、オーストラリアでよく使われるSLANG(俗語)について学びました。
学校の授業では触れる機会の少ないSLANGを、普段の会話の中に盛り込みながら学ぶことで、ホストファミリーとの会話はもちろん、オーストラリアの文化そのものの理解につなげることができました。
午後はバディと共に、地理と英語の授業に参加しました。地理ではオーストラリアの砂漠化や都市化の問題を学びながら、英語では映画「フルメタル・ジャケット」「フォレストガンプ」で使われている英語を比べ、使用される語彙の変化や意味の変化を学びました。
明日はいよいよ最終日です。今までの学習の成果を発揮しながら、初日の時の前のめりさを忘れずに過ごして欲しいと思います。
オーストラリア短期語学研修(6) 2019.8.23
今日はAlex先生の英語の授業を受けました。
テーマはオーストラリアの先住民族、アボリジニについてです。彼らの生活や文化、その後のヨーロッパ人との関わりの歴史を、動画も交えながら多面的に学ぶことが出来ました。
これから生徒たちはホストファミリーとの楽しい週末を迎えます。
オーストラリア短期語学研修(5) 2019.8.22
今週はbook week(読書週間)の期間で、今日は自分が読んだ本のキャラクターに仮装して登校するというイベントが開かれました。先生も生徒も、気合いの入ったコスチュームに身を包み、ファッションショーのような催しも開かれて、学校は大盛り上がりとなり、さながらハロウィンのような雰囲気に包まれていました。
午後は、数学と農学の授業に参加しました。そこでは学校が飼育しているニワトリや羊、アルパカなどと触れ合いながら、オーストラリアの農作物や、自然について、更に学びを深めることが出来ました。
オーストラリア短期語学研修(4) 2019.8.21
今朝は我々のためにMAGSの皆さんがassembly(全校集会)を開いて下さいました。
集会の前には必ず神とアボリジニに対する祈りの時間があり、会場は神聖な雰囲気に包まれました。
校長先生からスピーチを頂いた後、こちらも那珂高校の概要や那珂市、茨城県の紹介を行い、生徒も各々考えた自己紹介をすることができました。
午後は天候にも恵まれ、外でドッジボールとラクロス、サッカーに参加しました。オーストラリアのドッジボールは自陣と敵陣との間に広いニュートラルゾーンがあり、そこをお互いが行き来しながら試合を行います。
いつもとは違う新鮮なルールで、MAGSの皆さんと共に汗を流し、更に距離を縮めることができました。
オーストラリア短期語学研修(3) 2019.8.20
今朝は風が強く、いつもより肌寒く感じられました。
午前中、生徒たちは引き続き、Alex先生による英語の授業を受けました。
今日は職業に関するレッスンを受講しました。生徒たちのホストファミリーの職業と関連した授業内容は、彼らがホストファミリーの家に帰った後、会話が弾むようにという意図も含まれています。
また午後は、心理学、生物学、インターナショナルスタディなどをバディと一緒に受講しました。明日は我々のためにassembly(全校集会)が開かれます。スピーチをする時間も頂いているので、生徒たちは今夜、ホストファミリーの手も借りながら、スピーチを仕上げます。
オーストラリア短期語学研修(2) 2019.8.19
週末はホストファミリーと楽しく過ごし、今日からはいよいよMoama Anglican Grammar School(以下MAGS)で、実際に学校生活を送ります。
午前中は、コーディネーターのAlex先生による英語の授業でした。基本的な挨拶から、感情を表す形容詞のレッスン、受動態から能動態へ言い換える文法的な内容などを幅広く教えて頂きました。
午後はMAGSの生徒と一緒に音楽、技術などの授業を受講しました。中にはイタリア語など、日本では受けることの出来ない内容の授業を受講することができました。雰囲気のまるで違うオーストラリアという海外の学校で、彼らは語学力と多様な価値観を身につけようと努力しています。
オーストラリア短期語学研修 2019.8.17(1)

遂に待ちに待ったオーストラリア短期語学研修が始まりました。

不安と期待が入り交じる中、生徒たちは那珂高校を出発し、約10時間のフライトを経てオーストラリアの地に降り立ちました。
朝のメルボルンの気温は5℃、時差は日本より-1時間です。
体調に気をつけながら、ホストファミリーとともに過ごすこれからの2週間、見るもの、聞くもの、感じるもの、全てに対して積極的に、肯定的に、自らの学びに繋げてほしいと思います。





























平成30年度 オーストラリア短期語学研修 2018.8.16~29

学校出発(8月16日)

 

教職員と家族の皆さんに見送られ,元気に学校を出発しました。


1日目(8月16日)

 

約10時間のフライトを経てメルボルンに到着しました。メルボルンの時期は冬から春に向かう時期であり,やや寒さがありました。飛行機に乗ることや海外に行くのが初めての生徒が多く,疲れ気味でした。しかし,メルボルン空港付近のホテルに宿泊のため,すぐに体を休めることができました。

 

 

2日目(8月17日)

 

メルボルン空港から北に約200km進み,モアマへ向かいました。今回お世話になる学校へ到着し,すぐにホームステイ先の生徒と対面しました。その後,学校施設や授業を見学しました。見学後は,ホストファミリーのお家へ向かいました。ホームステイの生活は緊張するかと思いますが,是非楽しんで生活して欲しいですね。

 

 

3日目(8月18日),4日目(8月19日)

 

生徒たちは各ホームステイ先で生活。私達教員はモアマや隣町のエチューカの巡視を行い、ホームステイ先の家族と楽しく過ごしている生徒にも遭遇しました。2日間,生徒たちは悪戦苦闘しながらも精一杯英語を使って会話をしていることでしょう。

 

 

 

5日目(8月20日)

 

本日から,学校での授業が始まりました。午前中は那珂高生のみの英語の授業を行いました。基本的な挨拶表現から始まり,発音の修正を行いました。内容は優しいものでしたが,YES/NOの意思表示をしっかりすることを指摘されました。午後は,高校生の授業観察や週末行ったことを副校長先生と英語を通じて振り返る授業を行いました。生徒たちはモーニングティーの習慣が気に入った様子でした。

 

 

 

6日目(8月21日)

 

昨日に引き続き午前中は英語の学習を行いました。ホストファミリーの家族構成や家の様子を表現するような言い方を学びました。午後は,同じ学年くらいの生徒の英語の授業を見学しました。プレゼンテーションを作成する授業で生徒全員がパソコンを持ち,日本とは異なる授業風景でした。午前の英語の授業で,現地の先生と意識疎通ができるときは生徒たちの笑顔が増えていきました。

 

 

 

7日目(8月22日)

 

午前の英語の授業の前に,仮装大会が開かれました。今週はブックウィークという本を学校で購入できる週間であり,本の内容にちなんだ仮装を披露するものでした。小学生が中心に仮装するだけでなく,保護者や先生も仮装されていました。午後は小学生の授業を見学し,生徒や先生はその仮装姿のまま授業しておりいつもと雰囲気が違う様子でした。小学生の授業見学ということで,生徒たちは英語が聞き取りやすくいつもより和やかな表情で参加する事ができました。

 

 

 

8日目(8月23日)

 

本日の英語の学習は,オーストラリアの植物,食べ物,スラングについて学習しました。日に日に生徒たちは発言回数が増えていますが,Lの発音が聞き取りにくく,丁寧に指導されておりました。午後は,男子と女子に別れてホストファミリーの生徒の授業に参加しました。音楽の授業を参加した生徒は,ホストファミリーの生徒と一緒にギターを弾くなど楽しめていました。


9日目(8月24日)

 

 

 

英語の授業は,家庭でベジメイト(オールトラリアで有名なジャム)を食べきてその感想を述べ合いました。生徒にとっては塩辛いと口に合わなかったようです。その後は来週火曜日にある「日本とオーストラリアの違いについて」のプレゼンテーションに向けての準備を始めました。生徒たちは1週間オーストラリアに住み,学校の様子や食べ物等で多くの違いを感じた事でしょう。


10日目(8月25日),11日目(8月26日)

 

生徒たちは各ホストファミリーと休日を過ごしました。生徒からは遠出したり動物園に行ったり予定と聞いており,また,二日間とも天候に恵まれたので,充実した休日となった事でしょう。私達教員はモアマでフリーマーケットが行われるとのことでそちらに伺いまいした。とてものどかな雰囲気で行われており,とても心地良かったです。

 

 

12日目(8月27日)

 

 

 

明日でホストファミリーとお別れになってしまうので,お礼の手紙を書きました。これまでの日々を回想し心に残ったことを英語で書きました。感謝の気持ちを持って書いており,生徒たちは真剣な表情でした。また,先週に引き続きプレゼンテーションの準備を行いました。「起・承・転・結」に注意して発表するように指導され,協力して取り組んでおります。どのようなプレゼンテーションになるのか楽しみです!

 

 

 

13日目(8月28日)

 

本日がオーストリアで学習する最終日となります。モーニングティーの時間を利用して先週から調べていた「日本とオーストラリアの違いについて」のプレゼンテーションを行いました。お世話になった先生の他,ホストファミリーの前で発表ということで緊張している様子はありました。しかし,滞在期間で学んだことを精一杯活用してプレゼンテーションができました。プレゼンテーション後はホストファミリーと最後の会話を楽しみしつつも,出発の時間が迫るごとに寂しげな様子もありました。学校を出発してメルボルン市内を観光。市内の建築物を中心に観光し,異文化を味わう事ができました。

 

 

帰国(8月29日)

 

 

 

オーストラリアを深夜に出発し,午前9時ごろ成田空港に到着し,学校には11時頃到着しました。約2週間の短期留学は英語を学ぶだけでなく、文化の違いを受け入れる多様性,コミュニケーションの取り方など,生徒は多くのこと学べたと思います。この「経験」を活かした学校生活を送って欲しいです!